So-net無料ブログ作成
検索選択

フィンランディアの聴き比べ [音楽]

 浦和レッズ、ついに首位浮上(^_^)v

 しかしながら、試合データを見る限りでは、後半は柏にひたすら押されていたみたいですね。前半シュート10本、後半0本(-_-;)。いつになったら、スカッとする試合を見せてくれるのでしょうか・・・。

 それにしても、柏との首位攻防戦なのに、NHK-BSや地上波でのTV中継がないなんて(T_T)。これがスカパーの独占契約の弊害ですね・・・。

 

 さて、先日、シベリウスのフィンランディアについて記事にしましたが、いい機会なので持っている音源の聴き比べをしてみました。フィンランド語に「不屈の精神」を意味する「sisu(シス)」という言葉がありますが、この曲はまさにフィンランド人の「sisu」そのものと言える曲です。当たり前の話ですが、演奏者による表現の違いの大きさを改めて実感しました。

 なお、感想は、あくまでも私見であることをあらかじめご了承ください。

 

1 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏時間 9分22秒)

 

  私が中学生の時に、FMラジオで流れたこの曲に魅せられて買った、初めてのシベリウスのLPです。手に入れた日、ドキドキしながらターンテーブルに置いたのですが、あまりにも表現に違いがありすぎて、ガッカリしたのを今でも覚えています。

 まず、全体のテンポが遅すぎます。その分重厚さが強調されているのですが、導入部の弦楽器のスイングする感じが、全体の重厚さとの違和感を感じます。そして、中盤のクライマックスに向かうトランペットのもたつきが間延びを生む一方、クライマックス部が極端にテンポアップするバランスの悪さ。

 ロシア圧制に対するフィンランド人の苦悩は伝わってくるのですが、その先の希望を感じることができませんでした。

 カラヤンは、シベリウスを得意としていたようですが、この曲に関しては、当てはまらないのかもしれません。

2 ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団(演奏時間 9分00秒)

 

 カラヤン指揮のフィンランディアに失望していた時に、当時の音楽教師から薦められて買ったLPです。

 フィンランド人の苦悩、奮起、そして栄光が見事に表現されていると思います。私にとってフィンランディアと言ったらまさにこの演奏です。森と湖の国フィンランドの美しさとその祖国に対するシベリウスの誇りが心の奥まで伝わってくるようです。

 ちなみにジャケットの写真は、シベリウス(左、帯で隠れていますが・・・)とオーマンディ(右)のツーショットです。オーマンディの演奏を偶然ラジオで聴いたシベリウスが、その演奏の素晴らしさに感服し、電報を送ったという逸話があるそうです。

 センニンさんのブログによると、残念ながらこの音源のCD版を手に入れるのは困難のようですね。現行の同ジャケットのものは、合唱入りのため、この演奏とは別のものになります。

3 ケネス・シャーマーホーン指揮 CSR交響楽団(演奏時間 8分26秒)

 

  新婚旅行でフィンランドに行った時に、ヘルシンキ市内のSOKOSデパート内のCDショップで買った「THE BEST OF SIBELIUS」というCDに入っています。

 私はこの指揮者とオーケストラを知りませんが、問題外です。間の取り方が中途半端なうえ、全く何も伝わってきません。

 BEST(?)ということで、有名な曲の1部(1楽章)をかいつまんで聴けるということと、ヘルシンキ市内で買ったということに意味がある1枚です。

4 オッコ・カム指揮 ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団(演奏時間 8分17秒)

 

 これも新婚旅行の時にヘルシンキ空港で買った、「THE ESSENTIAL SIBELIUS」という2枚組のCDに入っています。

 さすがはフィンランド人による演奏ですね。愛国心と希望がひしひしと伝わってきます。導入部の間の取り方に違和感を感じたのですが、それ以外は素直に聴くことができました。

 木管楽器の表現が美しいのですが、全般的にもう少し苦悩を感じるような重厚さが欲しいような気がしました。

 このCDは、3のBESTとは違い、収録曲の全楽章が納められています。

 

 こんな感じでこの4枚を聴き比べましたが、やはりオーマンディが私にとっては一番ですね。

 カップリングの交響曲第2番も好きな曲です。シベリウスの田園交響楽と言われるだけあって、特に第1楽章は、のどかな風景が思い浮かびます。やっぱり、CDの音源も欲しいですね。

 フィンランディアは合唱入りだけど、とりあえず現行版のCDを買おうかちょっと迷ってます。


nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 4

コメントの受付は締め切りました
cony

TURKUさん、はじめまして。
フィンランディアの聴き比べ、参考になりました。
私は、吹奏楽をやっていって今度の定期演奏会で
フィンランディアを予定しており、
どの音源を聴いたらいいのかなぁって思っていたのです。
「カラヤン」は、ちょっと違ったみたいなんですね。
おすすめの「オーマンディ」が無いようなので残念です。
フィンランドの方が演奏しているものを探してみます。
by cony (2007-04-20 20:58) 

TURKU

>conyさま

 初めまして。コメントありがとうございます。
 この記事は、あくまでも私の感想なので、参考程度にしてくださいね。やはり、自分の耳で確かめるのが一番だと思いますよ。
 オーマンディの音源も合唱入りのものならば手に入ります。記事の写真と同じジャケットのものを探してみてください。

 あと、センニンさんのブログにもフィンランディアの記事がありますので、参考にしてみてはいかがですか。

 http://blog.so-net.ne.jp/music_1000/2007-03-02

 それでは、定期演奏会に向けて頑張ってください。
by TURKU (2007-04-21 00:29) 

TURKUさん、こんにちは。
センニンさんのブログを見てきました。
ありがとうございました。

フィんランデアは、とても奥深くますます表現力が難しく思いますが、
TRUKUさんとセンニンさんのフィンランディアへのお気持ちを頭に入れて、
いい演奏をしたいと思います。

本当にありがとうございました!
by (2007-04-24 17:55) 

TURKU

>conyさま

 少しでもお役に立てたようで、よかったです。
 いい音源が見つかるといいですね!

 定期演奏会の成功を祈っています。
by TURKU (2007-04-25 22:14)